ホワイトニングセミ…

ホワイトニングセミナーに参加しました

こんにちは、歯科衛生士の杉本です。

 

私は先日、GCウェブセミナーの

「基礎から学ぶ」ホワイトニングセミナーを受講しました。

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ホワイトニングには

①オフィスホワイトニング

②ホームホワイトニング

③ウォーキングブリーチ

3種類があり、今回のセミナーはオフィスホワイトニングとホームホワイトニングについて

でした。

①オフィスホワイトニング

 

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歯科医院で、2035%の過酸化水素を使い光を当て、その日のうちに歯を白くします

 

【メリット】

歯科医師の管理のもと確実なホワイトニング効果を期待できる

少ない来院回数で効果が期待できる

歯がしみたときすぐに対応できる

 

 

【デメリット】

一回の施術時間が長くかかる

ホームホワイトニングに比べてしみやすい

 

こんな方にオススメ!

✔️急いで白くしたい

✔️おまかせで気楽にできたほうがいい

✔️生活が不規則なため毎日自分で続けられる自信がない

 

②ホームホワイトニング

 

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自宅などで専用のマウストレーを使い10%程度の低濃度の過酸化尿素でゆっくりじっくり白くします

 

【メリット】

自分の好きな時間にできる

オフィスホワイトニングに比べ知覚過敏が起きにくい

ホワイトニング後にトレーを使い歯質強化ができる

【デメリット】

効果が出るまでに時間がかかる

一日約2時間を2週間継続して使用する必要がある

トレーと薬剤の管理が必要

色の濃い飲食物を控える期間が長い

 

こんな方にオススメ!

✔️毎日2時間程度トレーを装着する時間が取れる

✔️根気よく続けられる

✔️自分のペースで気軽に歯を白くしたい

 

③ウォーキングブリーチ

 

外傷や大きな虫歯などによって神経がなくなった歯(失活歯)が変色した場合に行うホワイトニング法です。

歯の中に高濃度の漂白剤(過酸化水素と過硼酸ナトリウム)を入れて、内側から歯を徐々に白くします。そのため、神経のある歯(生活歯)には使用できません。

ホワイトニングのメカニズム

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歯の中の色素が多いため、歯の色が黄色く見えている状態です。

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ホワイトニングジェルに含まれる過酸化尿素(過酸化水素)には、歯を傷めることがなく内部の色素を細かく分解する力があります。継続的に作用させることによって、より深いところの色素まで分解して歯を白くすることができます。

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色素が減り、歯が白くなる

 

 

今回のホワイトニングセミナーではホワイトニングの実際の使用方法や禁忌症の注意点についてやホワイトニング関連商品の使い分けなどを学ぶことができました。

ホワイトニングの使用方法はとても細かいところにまで注意が必要です。患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、正しい知識を持ち、細心の注意をはらいながら行っていきます!

 

最近では自宅で気軽にできるホームホワイトニングが人気となっています。トレーを使ってホワイトニング直後に歯質強化(歯のミネラルパック)を行えるのもとても魅力的です。

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ホワイトニング期間中は着色しやすい飲食物を控えなければなりませんがきちんと守っていただけると、より効果が高まります。

ホワイトニングができない方や効果の出ない方もいらっしゃいます。

歯科医師の判断のもと、十分な説明を行った上で治療をしていきます。

 

虫歯治療や歯周病治療が終了し歯に対する意識が高まり、今以上に歯の見た目を気にするようになる方は多くいらっしゃいます。

 

ホワイトニングをやってみたいけど、どんな感じなのだろう、、と思っている方はお気軽にお尋ねください🦷✨

河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス