入れ歯治療と認知症
こんにちは！
河村歯科分院 院長の河村俊紀です。
皆様いかがお過ごしでしょうか？
今日は入れ歯治療と認知症との関係についてお話します。
歯の働きは、食べるという咀嚼機能だけではありません。
物を噛む行為は、同時に脳を刺激するという事がわかっています。
特に高齢者の方には、認知症との関連性があります。
東北大学の研究によると、健康な人では平均14.9本の歯が残っていたのに対し、認知症の疑いのある人では9.4本と明らかな差が見られました。
また、神奈川歯科大学の研究結果では、残っている歯の数が20本以上ある人と比べて、歯が無く、入れ歯も入れていない人の認知症リスクは1.9倍。
良く噛んで食べることができる人に対して、あまり噛めない人の認知症リスクは、1.5倍と高くなっています。
もちろん歯を失えば、歯に代わる入れ歯やインプラントなどの治療を行うことで、歯と同様の働きをする事が出来ます。
しかし、合わない入れ歯を使用していても、認知症になりやすいという報告もあります。
認知症リスクを減らすには、よく噛めるしっかりとした入れ歯を作製し、脳を刺激する事が重要です！
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス
