リッジプリザベーション
こんにちは!
河村歯科分院 院長の河村俊紀です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日はリッジプリザベーション(歯槽堤保存術)というテクニックについてお話します。
歯を抜歯すると周囲の骨は直ちに吸収し、痩せていってしまいます。
抜歯後の治療には、インプラント、ブリッジ、入れ歯、自家歯牙移植とありますが、特にインプラントの場合、インプラントが入る骨の高さと幅がなければなりません。
この抜歯後の骨の吸収を抑えるのがリッジプリザベーションという方法です。
これは、抜歯窩に骨補填材と呼ばれる、将来自分の骨を誘導する活性を持つ生物材料や、ハイドロキシアパタイトという吸収されにくいリン酸カルシウム結晶を抜歯窩に詰めるテクニックです。これにより抜歯後の骨の吸収は最小限度に抑制されます。
抜歯後の骨の吸収が抑えられれば、その後のインプラント治療がスムーズに行うことができ、インプラントの長期的な安定にも繋がります。
ただし、抜歯する歯の状態や周囲の骨、部位によって適応症もありますので、的確な診査・診断が大事になってきます。
当院では、精密な診査診断のもと、インプラント治療をより安全・確実に行えるよう努めております。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス