口内炎、親知らずの抜歯、顎の痛みを診療します~口腔外科~
歯科口腔外科――あまり聞いたことがないかもしれません。かんたんにいうと、口を開けたときに目に入る部分、歯や歯ぐき、舌や頬などの外科処置を行う診療項目です。顎の骨や顎関節の治療なども含まれます。
虫歯になったら歯科医院に行くことに迷わないでしょう。しかし口内炎になったり、顎が痛かったりするときにどこに行けばいいのか、迷ってしまう方は少なくないはずです。そのような症状があるときは歯科口腔外科を受診してください。北大宮駅徒歩9分の歯医者「河村歯科 分院 入れ歯・インプラントオフィス」では歯科口腔外科に対応しています。
歯科口腔外科で行うこと
インプラント治療も外科手術をともないますので口腔外科に含まれます。ほかにもさまざまな処置が歯科口腔外科に含まれ、歯の骨折や脱臼、顎の骨折などの際の治療も行います。こちらではその中でも親知らずの抜歯や口内炎の治療、顎関節症の治療についてご説明します。
親知らずの抜歯
親知らずとは
28本の永久歯が生えそろったあと、しばらくしてから奥歯の奥に生えてくる大臼歯を親知らずといいます。智歯(ちし)とも第3大臼歯ともいいます。現代人は顎が小さくなる傾向があるので、上下左右の4本の親知らずすべてが正しい方向に生える人はあまり多くありません。 |
抜歯が必要な場合
親知らずがまわりの歯に悪影響を与えているときや、痛みがあるときには抜歯が選択されます。しかしすべての親知らずが抜歯の対象になるわけではありません。健康に保つことができれば、将来、ほかの歯を失ったときに、親知らずを使って歯牙移植することも可能だからです。
【親知らずの抜歯が選択されるケース】
- 虫歯や歯周病にかかっている場合
- 痛みをともなう場合
- まわりの歯を押して歯列を乱す可能性がある場合 など
口内炎の治療
口腔内に炎症や腫瘍がある場合は、ご相談ください。口腔内の「できもの」は抵抗力が低下したときに起こりやすい口内炎だけでなく、良性腫瘍や膿胞、口腔がんの可能性もあります。気になる炎症がありましたら、お気軽にご相談ください。 |
顎関節症の治療
顎関節症とは
「顎が痛む」「口が開けづらい」「顎がカクカク・シャリシャリ鳴る」「顎が疲れる」などの症状が長く続く場合は、顎関節症かもしれません。顎関節症の原因ははっきりしないことが多く、顎への過度の負担や、歯ぎしり、食いしばり、咬み合わせの乱れ、精神的ストレスなどさまざまな要因が複合している場合がほとんどです。放っておくと、頭痛や肩こり、耳鳴りなどを引き起こしてしまうこともあるので注意が必要です。 |
顎関節症の治療
治療法は症状により異なります。矯正治療や、マウスピースの装着、運動療法などによって顎関節症の症状緩和を図ります。まずは診断のために検査を行います。気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。