歯の痛みはすぐに対処~一般歯科~

虫歯は早期発見・早期治療を

虫歯は早期発見・早期治療を

「虫歯の症状は?」と聞かれたら、「冷たい物がしみる」「歯が痛む」「歯が黒くなる」と答えると思います。虫歯は広く蔓延していて身近な病気なので、お口の中に違和感を覚えてもなかなか治療を受けない方もいらっしゃるかもしれません。しかしそれは口腔内の健康をどんどん脅かすことにつながります。虫歯は自然治癒しません。治療で進行を止めないと、やがては歯を失うことにもつながるのです。

当院の虫歯治療の特徴
当院では、拡大鏡を使用して治療を行っています。
視野を拡大することで精度の高い治療を行うことが可能です。
当院の虫歯治療の特徴

虫歯とは?

虫歯とは?

口腔内の虫歯の原因菌が糖分を分解してネバネバ成分を出して歯に付着します。そして歯垢(プラーク)を形成し、その中でも糖分を分解して「酸」を出し、その「酸」によって歯が徐々に溶かされていくのが虫歯です。歯の表面のエナメル質は硬いので初期段階では痛みなどの自覚症状は現れません。しかし進行し、歯の神経に近づくにつれ「痛み」「しみる」などの症状が現れるのです。

北大宮駅徒歩9分の歯医者「河村歯科 分院 入れ歯・インプラントオフィス」では虫歯の治療を代表とする一般歯科に対応しています。できるだけ痛みを抑えた治療をご提供していますので、気になる虫歯がありましたらお気軽にご相談ください。

虫歯の進行段階と症状とおもな治療法

※表は左右にスクロールして確認することができます。

進行段階 症状 おもな治療法

CO:初期の虫歯

CO:初期の虫歯

虫歯の原因菌が出す「酸」によって歯の成分が溶け出す「脱灰(だっかい)」の段階です。歯の表面が白く濁ります。自覚症状はまだありません。 歯の汚れを落とすことが基本です。そのためのブラッシング指導を行います。またフッ素塗布で歯の再石灰化(さいせっかいか)を促します。

C1:エナメル質の虫歯

C1:エナメル質の虫歯

エナメル質がさらに溶かされ黒ずんできます。冷たい物がしみることがあります。 虫歯の原因菌に汚染された部分を除去してから、レジン(歯科用プラスチック)などで補います。

C2:象牙質の虫歯

C2:象牙質の虫歯

エナメル質の奥の象牙質にまで汚染が進んだ状態です。「冷たい物がしみる」「甘い物を食べると痛む」などの症状が現れます。 虫歯の原因菌に汚染された部分を取り除き、詰め物などで、失った歯の部分を補います。

C3:歯の神経の虫歯

C3:歯の神経の虫歯

歯の中の神経にまで汚染が進んだ状態です。食べ物を口にしたときだけでなく、何もしなくてもズキズキ痛みます。 根管治療(こんかんちりょう)を行い、歯の神経を取り除きます。その上に被せ物などをして歯の機能を補います。

C4:歯根に達した虫歯

C4:歯根に達した虫歯

歯冠(歯の上の部分)がほとんど溶かされた状態です。神経が死んでしまうといったん痛みはなくなります。しかし歯根の先に膿がたまるとふたたび激しく痛みます。 ほとんどの場合、抜歯が選択されます。抜歯後は、ブリッジ治療、入れ歯治療またはインプラント治療で歯の機能を補います。

重度の虫歯は根管治療で歯を残す

重度の虫歯は根管治療で歯を残す

一昔前には、歯の神経にまで虫歯の原因菌の汚染が進んでしまった場合、簡単に抜歯が選択された時代がありました。抜歯してしまったら二度と戻ってくることはなく、そのあとは入れ歯やインプラントなどで歯を補うしかありません。しかし現在では根管治療によって歯根を残すことができるようになっています。

根管治療とは、歯の中の神経や血管が入っている細い管「根管」の中から汚染された神経や血管、歯質を取り除き、そこを洗浄・消毒してから、薬剤ですき間なく密閉する処置です。その上に支台をつくりセラミックなどの被せ物を装着して歯の機能を補います。

根管治療の流れ

※表は左右にスクロールして確認することができます。

Step1 Step3 Step4 Step5 Step6
Step1 Step2 Step3 Step4 Step5
虫歯に汚染された部分を除去します。 歯根の深さを測定します。 根管内を洗浄・消毒します。 根管内を薬剤ですき間なく充填します。 土台の次に被せ物をつくり装着します。

「歯がしみる」のは知覚過敏かもしれません

虫歯ではないのに「冷たい物を口にするとしみる」ことがあります。その場合、知覚過敏が疑われます。知覚過敏とは、刺激に過敏に反応してしまうことです。放っておくと虫歯に発展してしまうこともあるので早めの治療が大切です。

知覚過敏の原因と解決法
原因 解決法
  • 季節や気候の変化、ストレスによって引き起こされることがあります
  • 歯の表面のエナメル質が薄くなってしまったときに起こります
  • 歯ぐきが下がってしまい歯根が露出すると起こります
知覚過敏用の歯みがき粉を使用する、フッ素塗布により歯の再石灰化を促す方法があります。正しいブラッシングを身につけることも大切です。

「河村歯科 分院 入れ歯・インプラントオフィス」では、歯科治療に苦手意識がある方にも安心してご来院いただけるように、できるだけ痛みを抑えた治療をご提供しています。

「痛みを軽減した治療」の取り組みについて
こちらをご覧ください