日本口腔インプラント学会 2019
こんにちは!
河村歯科分院院長の河村俊紀です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日、第49回日本口腔インプラント学会学術大会に参加してきました!
今年の会場は福岡。
何千人という学会員が年に一度集結しますが、台風17号の影響で交通機関が乱れ、最終日の日曜日は例年より参加者が少なかったようです。
私も、乗る予定だった夕方の飛行機が欠航となり、少し早めに会場を出て帰路につきました。。
それでも、今年もインプラント治療について知識を深め、沢山の先生方と有意義なお話ができました。
日本も超高齢化社会となり、インプラント治療においても他職種との連携の重要性や、インプラント埋入手術前の歯周病治療の必要性を再認識しました。
高齢化にともない、口腔内の衛生状態は悪化している傾向にあり、必然的に歯周治療も必須となります。
インプラント埋入手術を行う前には、口腔内からできるだけ歯周病原細菌を減らし歯周組織の炎症を減少させる必要があります。
言い換えれば、歯周治療が適切に行われていない歯周病患者さんへのインプラント治療は推奨されず、治療後の長期安定性は望めないと考えられています。
現在のインプラント治療においては、天然歯が混在する部分欠損修復が大部分を占めているため、残存歯の歯周治療は必須です。
歯周病が歯肉炎あるいは軽度歯周炎であれば歯周治療は短期に治癒します。
しかしながら歯周炎が中程度から重度となると治療期間が長期にわたる場合が多く、このような場合でも適切に歯周治療を行うことが大切です。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス