パーシャルデンチャ…

パーシャルデンチャー(部分入れ歯)

パーシャルデンチャー(部分入れ歯)

こんにちは!

河村歯科分院 院長の河村俊紀です。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

先日、有床義歯学会の学術大会に参加してきました!

有床義歯とはいわゆる「入れ歯」のことです。

今回の学会テーマは「有床義歯成功の秘訣〜パーシャルからフルデンチャーまで〜」。

高齢になると、欠損補綴(歯を失った部位を補う治療)がブリッジからパーシャルデンチャー、そして総義歯を装着する時代が続いていました。

しかし、2016年の歯科疾患実態調査において、無歯顎とならずにパーシャルデンチャーを装着して一生を終える人が増えてきました。

人生100年時代と言われ2045年までは超高齢社会が進行すると言われているなか、80歳以上においてブリッジの装着率が減少し、パーシャルデンチャーの装着率が反比例するように増加しています。

  • パーシャルデンチャー(部分入れ歯)
  • パーシャルデンチャー(部分入れ歯)

パーシャルデンチャーはインプラントに比べて、治療費や治療期間の点でメリットがあるため、一般的な日常臨床では頻度の高い欠損補綴治療です。

しかし、よく問題になるのが「咬みづらい」、「不快で入れてられない」、「バネをかけた歯が抜ける」等です。

これらは合っていないパーシャルデンチャー、つまり動揺する義歯適切な設計がされていない義歯が原因になることが多いです。

良いパーシャルデンチャーを作製するためには、マウスプレパレーション(パーシャルデンチャーを装着するための口腔内の下準備)を適切に行い、義歯の動揺を防止できる設計をすることが重要です。

他にも、型取りや咬み合わせにおいても重要なことはたくさんあります。

人生100年時代でも、一生涯しっかり咬める口腔内を目指し、今後も研鑽を積んでいきたいと思います!

  • パーシャルデンチャー(部分入れ歯)
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河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス