入れ歯洗浄剤の種類
こんにちは!歯科衛生士の荒川です🌱
皆さま、GWはいかがお過ごしでしょうか?連休で楽しく過ごしたいところだとは思いますが、感染予防のためになるべく多くの人との接触などは控えていきましょう😓
大変な時期ですが、今が踏ん張りどころだと思っております💪
今回は、入れ歯洗浄剤の種類についてお話しします!
以前のブログで入れ歯洗浄剤の使い方について載せました。皆さんは、入れ歯洗浄剤にも目的に応じた種類があることはご存知でしょうか?
入れ歯洗浄剤の種類
入れ歯洗浄剤には、「次亜塩素酸」「酵素」「過酸化物」「酸」などのものがあります。
①次亜塩素酸
強い殺菌消毒作用、漂白作用があり、入れ歯の着色をとる効果もあります。しかし、殺菌消毒作用が強力であるため、使用するのに影響するほどではないものの変色や入れ歯が傷みやすい傾向があります。
②酵素
タンパク質分解酵素を利用して入れ歯を綺麗にします。入れ歯についた食べカスや柔らかい汚れ(プラーク)を落とすのに向いています。酵素の力は強いものではないので、一度で完璧に落ちるものではありませんが、入れ歯は傷めにくいです。
③過酸化物
多くの入れ歯洗浄剤の主成分として使用されてます。次亜塩素酸に比べると洗浄作用は落ちますが、発泡作用があり食べカスやプラークなどの汚れを落とし、着色も少し除去することができます。入れ歯を傷めにくいです。
④酸
殺菌洗浄、消臭作用だけでなく、歯石の除去作用があります。当院で販売している「入れ歯爽快」も酸性の入れ歯洗浄剤になります。
各々の入れ歯洗浄剤のメリット・デメリットを確認して、入れ歯洗浄剤を使用して、入れ歯を清潔に保ってみてくださいね✨
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス