「tooth wear」の原因と対策
こんにちは勤務医の梅田です。
今回は「tooth wear」の原因について述べていきます。
前回のブログで、tooth wearについて詳しく書いてありますので、tooth wearについてはそちらを先に見ていただければと思います。
簡単に説明すると「tooth wear」というのは、う蝕(虫歯)以外が原因の歯の喪失のことを言います。
主に、NCCL・咬耗・erosive tooth wearといったようなものに分類されます。
tooth wearの中でも特にNCCLについての原因を述べていきたいと思います。
写真のように、歯茎の際の部分の歯が削れてしまっている状態のことを、NCCLといいます。
主な原因としてあげられるのは、「摩耗」によることであるとされています。
これは歯磨剤に含まれる研磨剤が強く影響しています。
ブラッシングの方法と、研磨剤の影響によって、NCCLになってしまうことが確認されています。
このような場合歯が少しずつ削れていってるのですが、症状がないために自覚症状のない方が多くいらっしゃいます。
しみる等の症状が出てくる頃にはかなり歯が削れてきてしまっていることが予想されます。
定期的なお口の中の健診をすることで、NCCLの早期発見に繋がり、早い段階での対処が可能になりますので、症状がなくても定期的なチェックは欠かせないことです。
正しいブラッシング方法や、歯磨剤の選択などもお伝えできますので、是非ご来院ください。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス
