子どもの歯
こんにちは勤務医の梅田です。
今回は子どもの歯の生える時期や特徴、生え変わりの時の特徴について書いていきたいと思います。
子どもの歯は「乳歯」といいます。
乳歯が生え始めるのは6〜7ヶ月頃で、全ての乳歯が生えそろうのは2〜2歳8ヶ月頃です。
前歯からA〜Eと称されます。乳歯は上下左右全て生えそろうと全部で20本になります。
これはあくまで目安で、男の子と女の子でも生えてくる時期が違うことがありますし、個人差もかなりあります。
学年が同じでも産まれた時期で異なりますので、少し生えてくるのが遅い場合でも、経過を見ていくことが大切になります。
子どもの歯の時期のことを「乳歯列期」といいます。乳歯列期は大人の歯「永久歯」が生えてくるまでの間、6歳前後までの期間で約3年間続きます。
乳歯の虫歯の特徴としては、進行の速さがあげられます。
虫歯になるとあっという間に大きくなることがありますので注意が必要です。
虫歯になりやすい部位は年齢によっても異なってきます。
1〜2歳:上顎前歯部(A〜C)の表面や歯の間
3〜4歳:乳臼歯(D.E)の噛み合わせる面
4 歳〜:乳臼歯(D.E)の歯の間
このように年齢によってなりやすい部位が異なりますので、注意が必要です。
小さい頃からの歯の定期的なチェックや、虫歯の予防は大切です。
次回は大人の歯への生え変わりの時期で、よくある質問や、特徴を書いていきたいと思います。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス