メインテナンスって何をする?
みなさまこんにちは✨ 河村歯科 歯科衛生士の樋口です🎶 今年も残りわずかでもうすぐ新年ですね。 年末で忙しい方も多いと思いますが体調管理にお気をつけください。*** 今日は、インプラントのメインテナンスでは何をするかを説明します。
1 インプラントの検査
①出血を診る: インプラントと歯肉のあいだに、プローブという細長い器具をさしこみます。この時出血したなら、細菌が歯肉に炎症を起こしている証拠です。*** ②ポケットの深さを測る:先ほどのプローブには目盛りがついているので、ポケットの深さが何ミリなのかも測定します。前回と変動があるかを調べます。*** ③膿が出ていないかを診る:プローブを入れた時に歯肉から膿が出てこないかを診ます。歯肉の炎症が進むとポケットが深くなり、膿が出るようになります。*** ④レントゲンを撮る:レントゲンを撮影して、あごの骨の状態を診ます。 ⑤インプラントの動揺を診る ⑥かみ合わせのチェック:インプラントに過剰な力が加わっていないか、歯ぎしりの影響は出ていないかを調べます。 この他にも、インプラントのパーツに緩みがないかや、セルフケアがしっかりできているかも確認しています。
2 インプラントのクリーニング
上部構造やその周りの歯肉の溝も含め、インプラント全体をクリーニングします。専用の器具を使って行います。セルフケアの仕方も指導しています。*** きちんとケアしておかないと、インプラントも天然の歯と同じように、歯肉炎(インプラント周囲粘膜炎)や歯周病(インプラント周囲炎)になってしまいます。歯周病と同じで、痛みや違和感を感じてからでは進行していることが多いので、欠かさずメインテナンスに来院していただきたいです。
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入れ歯・インプラントオフィス