歯みがき剤、きちん…

歯みがき剤、きちんと選べていますか?②

みなさま、こんにちは✨ 河村歯科 歯科衛生士の樋口です🎶 以前のブログで歯みがき剤を選ぶときのポイントをお話しましたが、今回はその続きになります。

歯周病に効くとされる歯みがき剤の薬用成分はIPMP(イソプロピルメチルフェノール)とCPC(塩化セチルピリジニウム)があると紹介しました。 他にも歯周病予防の薬用成分がありますので紹介します。 歯ぐきの腫れや出血には、抗炎症剤であるGK2(グリチルリチン酸ジカリウム)。 TXA(トラネキサム酸)は出血しやすくなった歯ぐきの炎症を抑えることを得意としています。 酢酸トコフェロールはからだの中でビタミンEになる成分で、歯ぐきの組織を元通りに修復する作用をもっています。

歯周病の傾向が強い方が予防目的に使うのであれば、紹介した成分が入っている医薬部外品の歯みがき剤を毎日のケアに取り入れるとよいでしょう。当院で販売しているものでは、LIONのシステマハグキプラスプロがあります。殺菌剤IPMP、出血を抑えるTXA、組織修復を助ける酢酸トコフェロールを配合しています。フッ素も1450ppmで高配合です。 また、医院で歯周病治療を受け、状態が落ちついた方には再発を防ぐために、通常の歯みがき後に殺菌剤IPMP配合のジェル(システマSP-Tジェル)で2度磨きすることをおすすめしています。

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歯周病が心配な方や気になる症状がある方は、まず治療が必要かどうか歯科医院で診てもらいましょう。そしてその上で正しい歯の磨き方の指導を受けていただき、歯周病に強い歯みがき剤を選ぶとよいと思います。 歯みがき剤選びに迷われたら、お口の状態を診た上で歯みがき剤を処方いたしますので、ぜひ当院を受診してくださいね。

河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス