ホワイトニング中の食事メニュー
こんにちは、歯科衛生士の杉本です。
今日はホワイトニング中の食事についてお話しします。
まず、ホワイトニング期間中に
◉飲食を控えたほうがいいもの
→色の濃いもの・イソフラボンを含むもの・酸性のものです。
控えたい食べ物 |
控えたい飲み物 |
<色の濃い食べ物>
・カレー ・ケチャップやトマトソース ・味噌 ・醤油 ・ソース ・チョコレート など |
<色の濃い飲み物>
・お茶 ・コーヒー ・紅茶 ・ココア ・赤ワイン など |
<イソフラボンを含む食べ物>
・豆腐 ・納豆 など |
<イソフラボンを含む飲み物>
・豆乳 など |
<酸性の食べ物>
・レモン ・わさび ・からし ・マスタード など |
<酸性の飲み物>
・ビタミンCを含むドリンク ・炭酸飲料 ・ヨーグルトドリンク など |
イソフラボンはポリフェノールの一種で、歯を着色させる要因となります。
豆腐や豆乳は「色が白いので大丈夫」と思われがちですが、実は色素沈着の原因になるため注意が必要です。
また、酸性の食べ物や飲み物もホワイトニング後は控えましょう。
その理由は、ペリクルがはがれている歯は、刺激を受けやすい状態にあるからです。酸味のあるドリンクや調味料などはペリクルが再生されるまでは避けるようおすすめします。
これらのものをどうしても飲みたい、食べたいとき、我慢できないときは
・歯磨き、うがいをする
・水を飲む
・濃い飲み物を飲むときにはストローを使う
また、歯の表面が乾燥していると色素が付着しやすくなるので、食事の前に水を飲んで歯を湿らせるのもコツのひとつです。
お茶やコーヒーなど濃い飲み物を飲む場合はストローを使うと歯の表面に飲み物が当たるのを防ぐことができます。
このように控えなければならないものが多いのですが、逆に
◉飲食して良いもの
をご紹介します。
口にできる食べ物 |
口にできる飲み物 |
・白米
・パン ・鶏肉 ・白身魚 ・ナッツ類 ・フライドポテト ・えび ・ホワイトソース ・チーズ など |
・水
・白ワイン ・牛乳 ・お吸い物 などご注意 |
これらの食べ物、飲み物は色が濃くないので、ホワイトニング後の食事にぴったりです。
ただし、食べ物については調味料にも気をつける必要があります。例えば、ソースや醤油、ターメリック入りのスパイスなど歯に着色しやすいものは控えましょう。
鶏肉や白身魚などを使った料理でも、フライにするとソースや醤油が必要となります。フライにするのではなく、塩コショウでソテーにする、ホワイトソースを使った料理にするといった工夫が必要です。
また、飲み物の種類が少ないものの、しばらくは水や白湯などで我慢するようおすすめします。
あまり食事制限をしすぎるとホワイトニングが辛くなってしまいます。
今日ご紹介したメニューを参考に無理のない程度で楽しみながら食事メニューを組みましょう。
ホワイトニングについて気になる方はスタッフにお声かけください。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス