加齢によって歯が黄ばむ?
みなさんこんにちは🌞衛生士の荒川です!
最近は曇りや雨などが多く気分も滅入ってしまうことが多いですね☔️身体や心の調子が崩れている時は無理せず休んでくださいね。
さて、皆さんは歯の着色について、コーヒーやお茶、タバコなどによって歯の表面につく着色(外因性の色素の沈着)以外の原因についてご存知でしょうか?
「若い頃に比べて歯の色が黄色くなった…❓」と気になっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、歯の着色には、色素が表面に付く以外に、歯の内側が原因となって色が変わる内因性の着色があるのです!
今回は内因性の着色の中でも「加齢による歯の黄ばみ」についてご紹介します☝️
まず、歯の表面は半透明で白っぽいエナメル質という組織で覆われています。そして、その内部には象牙質という黄色い組織があります。
つまり、歯の色というのは、エナメル質から透けて見える象牙質の色の影響が大きいのです。人それぞれ歯の色や濃さが異なるのは、エナメル質の厚さや象牙質の色が違うからです。
では、どうして加齢によって歯が黄ばむのでしょうか?
①エナメル質が薄くなる
歯の表面のエナメル質は、日々の歯磨きや食べ物によって摩耗します。また、食品の酸なので少しずつ溶けていくため、年齢を重ねることでエナメル質がだんだんと薄くなっていきます。そのため、内部にある黄色い象牙質が透けて濃く見えてくるようになり、歯が黄ばんだように見えるのです。
②象牙質が分厚くなり色も濃くなる
エナメル質が薄くなるのとは反対に、象牙質は次第に厚くなっていきます。また、その色も徐々に黄色みが濃くなっていきます。それによって、歯も若い頃よりも黄ばみや色が暗くなることがあるのです。
以上が「加齢による歯の黄ばみ」の主な原因になります🦷
内因性の着色には他にも別の原因もありますが、それはまた別の機会にご紹介します!
歯の着色が気になる方はぜひ、当院で検診やクリーニング、ご相談してくださいね☺️
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス