歯の内因性の着色
皆さんこんにちは🌞衛生士の荒川です🌻
ここ数日で急に暑くなりましたね🥵「まだ夏本番じゃないのに冷房は…」という方も、熱中症に気をつけて、冷房で涼しくしたお部屋で水分補給も忘れずにとりましょう‼️
さて、今回は以前ご紹介した「内因性の歯の色素沈着」について、加齢以外の原因についてお話ししたいと思います☝️
まず、内因性の着色とは、歯そのもの(歯質)自体が変色することで見られます。
①薬物の服用による歯の変色
歯の形成期(0〜12歳頃)にテトラサイクリン系の抗生物質、または鉄などの金属を含む薬剤を長期間に渡り大量に摂取することで副作用的に起こる変色です。
歯の象牙質の色調が変化し、その色がエナメル質を透過することで、歯の色が変色して見えるのです。
②歯の神経(歯髄)が死んでしまうことによる変色
まず、歯の神経(歯髄)とは、歯のエナメル質、象牙質のさらに内側にあります。
歯の神経が死んでしまう理由としては、むし歯が原因で、歯の神経まで到達して徐々に神経が死んでしまうことがあります。また、歯を強くぶつけた(打撲)ことで歯髄が死んでしまうこともあります。
上記の理由などで、歯の神経の治療(根管治療)をした後の歯も歯髄がないことで、だんだんと象牙質が変色してきてしまうのです。
このように、内因性の理由でもさまざまなものがあるのです☝️
内因性の歯の変色に対する治療としては、歯に被せ物をするなどいくつかの方法があります。
「歯の変色が気になっていた」「治療して見た目を改善したい」など、治療についてご相談があれば、ぜひ当院を受診される時にお申し付けください❗️
変色の原因やお口の状況によって、どのような治療が必要になるかも異なるため、その人に合った方法をご提案致します。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス