ドライマウス?唾液が出ない理由
みなさんこんにちは!衛生士の荒川です🍁
秋の気候は何処へやら、いきなり寒くなってきましたね🍃気温の変化に身体が追いつかない方も多いかと思います。暖かくして体調にはお気を付けてください!
さて、今回はお口の乾燥(ドライマウス)・唾液が少なくなる理由についてご紹介していきます。
最近、「口の中が乾燥する」「口の中がネバネバする」「唇がひび割れる」「飲み込みづらい」「話しづらい」といった症状に悩まされているということはありませんか?
このような症状は、唾液の分泌量が少なくなり口の中が乾くことで起こるドライマウスの状態なのです👄🍃
成人の4人に1人はドライマウスであるというほど、身近で多くの方が悩んでいる症状なのではないでしょうか?
そんなドライマウス、唾液が少なくなる状態になる原因にはいろいろあります。
①咀嚼回数の低下
唾液は噛むことによって、お口周りの筋肉や唾液腺が刺激されて分泌されます。そのため、噛む回数が少なく飲み込んでしまうと唾液があまり出ません。
②口呼吸
鼻呼吸では鼻や口が乾燥しないような仕組みになっていますが、口呼吸では口の中の粘膜が直接乾いてしまいます。花粉症や鼻炎で鼻詰まりがあると口が乾燥してしまう方も多いと思います。
③ストレス
唾液の分泌は、自律神経によってコントロールされています。ストレスなどにより緊張状態が続くと唾液の分泌が少なくなります。リラックスやストレッチをすることで改善することがあります。
④アルコール摂取や喫煙
飲酒することで、利尿作用などの全身の脱水症状により口腔乾燥を引き起こします。また、タバコに含まれるニコチンは血管収縮や血行の妨げになり、唾液の分泌量も減らしてしまいます。
⑤加齢
年齢を重ねることで、筋力の衰えにより、噛む回数の減少や噛む力が弱くなることで唾液の量が減ります。話すことが少なくなると、口を動かさなくなるため刺激が少なくなり、唾液分泌も減ってしまいます。
⑥服薬の影響・全身性の疾患
飲んでいるお薬の副作用で唾液が少なくなるものがあります。また、シェーングレン症候群など、口腔乾燥症を引き起こす疾患もあります。
このように、唾液の量が減ることにも様々な原因があります。
唾液が減ることによって、むし歯や歯周病のリスクも高まりますので注意が必要です⚠️
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス