歯科検診制度について
こんにちは!歯科助手の富山です!
最近ネットニュースで日本政府は、国民皆歯科健診の制度の2025年導入を目指しているという記事を見ました。
現在日本で歯科健診が義務付けられているのは、1歳半と3歳の幼児👶そして高校3年生までの全学年が対象となっています。
つまり、成人後の学生や社会人は歯科健診を受ける義務はありません。
しかし、近年では歯の健康が全身の健康に影響を与えるという見方が強まっています。
定期的な歯科健診🦷🪥は、年齢に関係なく健康寿命を延ばす上で重要であるとして、受診義務のない世代にも関心が集まっているのです。
このように歯科健診が重要視されている現状には、以下のような背景があります。
●口内環境悪化による身体への影響
●日本歯科医師会が設立した8020
推進財団の調査によれば、歯を失う要因は「歯周病」と「むし歯」に大別されるとのことです。
これらの病気は口内の細菌繁殖によって引き起こされます。
そのため、放置すれば歯を失うばかりか、周囲の神経が腐敗し、腐敗した細菌が血管を通じて全身へ巡りさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
その場合、顔の骨の変形や敗血病の原因となる顎骨炎であったり、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病といった重度の生活習慣病、アルツハイマー病など、深刻な健康被害へとつながるのです。
さらに歯の本数が多い、または噛み合わせ状態が良好なほど、医科医療費が少ない傾向があるという研修結果もでているそうです!
全国民歯科検診制度が始まるまで待たずにみなさんも定期的な歯科検診にお越しくださいね✨
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス