日本顎咬合学会 2023
こんにちは!
河村歯科分院 院長の河村俊紀です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日、第41回 日本顎咬合学会学術大会が東京国際フォーラムにて開催され、参加して参りました。
ここ数年は新型コロナの影響でオンライン開催でしたので、4年ぶりのリアル開催でした。
顎咬合学会は、国内最大規模の臨床医の学会で、様々な分野の講演があり、毎年楽しみにしている学会です。
咬合(咬み合わせ)は、歯科の根幹であり、歯科臨床の各種処置は咬合と密接に関連しています。
また、ほとんどの歯科治療の最終ゴールは咬めることだと思います。
咬むことは脳の働きにも関与しており、歯の根っこにあるクッション組織が、脳に刺激を伝えています。
口の中にはセンサーがあり、1000分の1ミリ単位の紙の破片を噛んだだけでもパッと判ってしまいます。なかでも感度が高いと言われているのが歯根膜(しこんまく)と呼ばれる組織で、歯根膜は、歯の根っこのまわりにあり、歯を支えるクッションの役割をしながら、同時に噛んだことで生じた刺激を脳へと伝えています。
脳を活性化するために口から食べること、噛んで食べることはとても大切なことなのです。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス