食いしばりとは
皆さまこんにちは。歯科衛生士の荒川です🍠
最近は急に寒くなったり暖かくなったりで体調を崩す方も多いかと思います。体調にはどうかお気をつけください!
今回は「食いしばり」についてお話しします。
みなさんは、自分が食いしばっているのか、そうでないのか考えたことはございますか?
「食いしばり」と聞くと歯と歯に強い力をかけて噛み締めることだと思う方も多くいるのではないでしょうか?
確かに、強い力で噛み締めることも「食いしばり」ですがそれだけではありません。
今、このブログを読んでいて、皆さんのお口の中はどうなっているでしょうか?
意識してみてください。今、上下の歯が当たって噛んではいませんか?
実は、食事をしていない時に上下の歯が接している状態も「食いしばり」なのです‼️
専門的には「下顎安静位」と言って、食事をしていない時の口は、唇を閉じた状態でもお口の中では上下の歯は噛まずに隙間があるのが正しい状態になります👌
この時、舌は上顎にくっついています👅
1日のうち、実際に歯と歯が噛み合って当たっている時間は平均約17分だという研究結果もあるそうです!
意外に感じる方も多いでしょうが、それだけ歯と歯が接触している状態は、歯にも顎にも負担がかかることなのです。
意識をするだけでも、起きている間の「食いしばり」を改善することができます!
ぜひ、テレビを見ている時、読書をしている時、車に乗っている時などなど…お口は閉じた状態でも歯が当たらないように意識してみることが大事です🦷
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス