歯周病の原因って実は
こんにちは、歯科衛生士の杉本です。
以前のブログでもお伝えさせていただいておりますが、
当院は4月からエアフロープロフィラキシスマスターというクリーニングの機械を導入しました。
それに伴い、GBTという予防のシステムも導入されております。
これまでは歯石(プラークが石灰化したもの)が歯周病の原因だと言われていましたが、長年の研究結果から、
バイオフィルム(細菌の層)が歯周病の原因である、ということが明らかになりました。
もちろん歯石の存在はバイオフィルムが付着し増殖しやすくなってしまいますので、除去することが望ましいです。
バイオフィルムはあまり目には見えませんのでどこを磨いたらいいか、どのくらいの間隔で定期検診(メインテナンス)に行けばいいのかわかりませんよね。
そこで当院のメインテナンスでは染め出しを行い、バイオフィルムを可視化することで歯周病を予防しやすくすることができるようになりました。
当院ではこのようにエアフロープロフィラキシスマスターを用いて、歯を傷つけることなくバイオフィルムを隅々まで除去することが可能です。
日々のセルフケアと歯科医院での定期検診(プロフェッショナルケア)でバイオフィルムを管理し歯周病の進行を阻止してあげることが大切です。
次回は染め出しについて詳しくお話いたします。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス