適した入れ歯洗浄剤を選ぶには
今回は、入れ歯洗浄剤の種類についてお話しします！
皆さんは、入れ歯洗浄剤にも目的に応じた種類があることはご存知でしょうか？
入れ歯の状態によって、どのような洗浄剤を選ぶの効果的か、ぜひ参考にしてみてください！
入れ歯洗浄剤の種類
入れ歯洗浄剤には、「次亜塩素酸」「酵素」「過酸化物」「酸」などのものがあります。
①次亜塩素酸
強い殺菌消毒作用、漂白作用があり、入れ歯の着色をとる効果もあります。しかし、殺菌消毒作用が強力であるため、使用するのに影響するほどではないものの変色や入れ歯が傷みやすい傾向があります。
②酵素
タンパク質分解酵素を利用して入れ歯を綺麗にします。入れ歯についた食べカスや柔らかい汚れ(プラーク)を落とすのに向いています。酵素の力は強いものではないので、一度で完璧に落ちるものではありませんが、入れ歯は傷めにくいです。
③過酸化物
多くの入れ歯洗浄剤の主成分として使用されてます。次亜塩素酸に比べると洗浄作用は落ちますが、発泡作用があり食べカスやプラークなどの汚れを落とし、着色も少し除去することができます。入れ歯を傷めにくいです。
④酸
殺菌洗浄、消臭作用だけでなく、歯石の除去作用があります。当院で販売している「入れ歯爽快」も酸性の入れ歯洗浄剤になります。歯石を除去を目的とするならこのタイプのものが良いです。
また、最近当院で取り扱い始めた「キラリ」という入れ歯洗浄剤は中性で、洗浄・除菌する際に入れ歯を傷めにくく、かつタバコのヤニや茶渋などの着色汚れにも効果があります。
各々の入れ歯洗浄剤のメリット・デメリットを確認して、入れ歯洗浄剤を使用して、入れ歯を清潔に保ってみてくださいね✨
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス
