日本口腔インプラント学会 2024
こんにちは!
河村歯科分院 院長の河村俊紀です。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日、『日本口腔インプラント学会 第54回学術大会』が国立京都国際会館にて開催され、参加して参りました。
今回も4000人を超える参加者がいたようです。
メインテーマとして『国民から信頼される口腔インプラント治療』を、サブテーマとして『人生100年時代を見据えた口腔機能の維持回復』を掲げて開催されました。
今回も様々なシンポジウムを聴講しましたが、特に「低侵襲インプラント治療」に関するセッションがとても興味深く、有益な内容でした。
近年のインプラント治療では、患者様への負担を減らしながらも高い成功率を維持する技術が重視されています。
例えば、顎の骨の高さが足りない場合、長いインプラントを埋入するためには大規模な骨造成が必要となりますが、短いインプラントを使用する事で侵襲性の高い外科処置を避ける事ができます。
このような低侵襲な術式は、よりしっかりとした診査・診断と症例選択が必要となります。
このセッションでは、症例選択のポイントや治療計画の改善策が症例を交えて紹介され、日常の診療にも直結する内容を学ぶことができました。
他にも、新たに海外から入ってきた器具、材料の情報や、会場で会った先輩や後輩との意見交換など、とても有意義な時間を過ごすことができ、自身の知識と技術を再確認する良い機会となりました。
今後も、患者様から信頼されるインプラント治療を提供できるよう研鑽を積んでいきたいと思います。
河村歯科 分院
入れ歯・インプラントオフィス